夏の花

夾竹桃(キョウチクトウ)全般・色別花言葉(白・ピンク・赤・黄)

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キョウチクトウ

夾竹桃(キョウチクトウ)の花を見たことはありますか。

街路樹として植えられていることがあるので、見慣れているという方もいれば、名前は知っているけれど花が思い浮かばないという方もいるのではないでしょうか。

夾竹桃(キョウチクトウ)は、フリルのような花びらが華やかな、青空によく映える花です。

夾竹桃(キョウチクトウ)についてご紹介します。

夾竹桃(キョウチクトウ)の基本情報

キョウチクトウ

  • 科・属名:キョウチクトウ科キョウチクトウ属
  • 学名:Nerium oleander var. indicum
  • 和名・別名:夾竹桃
  • 英名:Oleander
  • 原産地:インド
  • 開花時期:6月~9月
  • 花色:白、黄色、ピンク、赤
  • 誕生花:8月…3日、7日、9日、12日、14日、20日

夾竹桃(キョウチクトウ)の名前の由来、特徴、種類

キョウチクトウ

夾竹桃(キョウチクトウ)は、和名では「夾竹桃」と書きます。

葉が竹に、花が桃に似ていることが名前の由来です。

「夾」という漢字には、「まじる」という意味があります。日本には、江戸時代中期に伝わったと言われています。

花は筒状になっており、先端で5枚の花びらに分かれます。また、花びらは1枚1枚少し曲がっています。扇風機を思い出すと分かりやすいかもしれません。

八重咲きの品種もあります。果実が実ることはほとんどありません。

夾竹桃(キョウチクトウ)は公害などに強く、街路樹として利用されます。高速道路沿いに植えられることもあるようです。

こうした夾竹桃(キョウチクトウ)の強さを表す話もあります。広島では、原爆投下後に75年間は草一本も生えないと言われていました。

しかし、夾竹桃(キョウチクトウ)が花を咲かせます。それから夾竹桃(キョウチクトウ)は復興のシンボルになり、広島市の花に指定されたのです。

さらに、夾竹桃(キョウチクトウ)は毒を持っています。その成分は「オレアンドリン」と言い、花から根まですべてに含まれています。

その影響は植えられている周辺土壌にまで及び、燃やすことで発生する煙も危険です。枝の汁に触れても中毒症状が出ることがあるので、剪定にも注意が必要です。

中毒症状は、吐き気や嘔吐、四肢脱力、倦怠感、下痢、非回転性めまい、腹痛などです。致死量は、猛毒として有名な青酸カリをはるかに上回ります。

枝を箸として使ったら中毒症状を起こした、串焼きの串に使ったら死者を出した、牛の飼料に誤って混入し9頭が死亡したなど、中毒の事例もあります。

怖いイメージを持ってしまうかもしれませんが、普通に観賞するなら綺麗な花です。

品種もたくさんあるのでいくつかご紹介します。

  • ヤエキョウチクトウ…紅色の大きな花を咲かせる。八重咲き。日本で最も多い品種。
  • シロバナキョウチクトウ…白い一重咲きの花を咲かせる。
  • キバナキョウチクトウ…黄色の花を咲かせる。花びらを内側に巻き込んだような、少し
    変わった形をしている。
  • ウスギキョウチクトウ…淡い黄色の一重咲きの花を咲かせる。
  • フイリキョウチクトウ…濃いピンクの花を咲かせる。葉に黄色の模様が入る。

夾竹桃(キョウチクトウ)の花言葉

キョウチクトウ

夾竹桃(キョウチクトウ)の花言葉は、

「油断大敵」「用心」「危険」「注意」「気をつけて」「危険な愛」「美しき善良」「親友を大切に」「心の平和」


などです。

毒を持っていることに由来している花言葉が多いようです。

毒とは関係ない花言葉もありますが、他の花が生きることができない環境でも花を咲かせる強さや、人々に希望を与えて復興のシンボルになったところに由来しているのかもしれません。

色別の花言葉はありません。

まとめ

毒を持つ花はいくつかありますが、青酸カリよりも強い毒を持っていることに驚きました。

そこまで毒性が強い花が身近に植えられていることは意外でしたが、広島の復興のシンボルになっていることを考えると悪い印象はありません。

同時に、こういう花でなければ生きることができないほどの環境だったことを思うと、複雑な気持ちになりました。

街路樹として植えられているかどうか、今度気を付けて見てみたいと思います。

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