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ルドベキア全般・色別花言葉(黄・オレンジ・赤)

Rudbeckia

中心の濃い茶色と明るく黄色い花びらのコントラストが印象的なルドベキアは、一見すると小さなひまわりのようにも見える花です。また、花の大きさが大輪のものだと約15cmになるものもあるので、切り花から花壇、鉢植えまで幅広く利用されています。

よく栽培されている品種は、黄色い花びらを持つ「ルドベキア・トリロバ ‘タカオ’」ですが、黄色い花びらに褐色の模様を付ける「ルドベキア・ヒルタ‘カプチーノ’」も可愛いので、よく花壇などで見かけますよね。

そんな夏の花壇に映えるルドベキアについて、今回は紹介していきたいと思います。

ルドベキアの基本情報

Rudbeckia

  • 科・属名:キク科ルドベキア属(オオハンゴンソウ属)
  • 学名・種名:Rudbeckia
  • 別名・和名:コーンフラワー、松笠菊(マツカサギク)、粗毛反魂草(アラゲハンゴンソウ)、三つ葉大反魂草(ミツバオオハンゴンソウ)
  • 英名:Cone flower、Gloriosa Daisy、black-eyed-susan、Brown-eyed-susan
  • 原産地:北アメリカ
  • 園芸的分類:多年草(品種によっては一年草や二年草のものもあります)
  • 開花時期:7月~10月(品種によって多少異なってきます)
  • 花色:黄・橙・赤
  • 草丈:50~100cm
  • 誕生花(諸説あり):7月21日・7月31日・8月25日

ルドベキアの名前の由来

Rudbeckia

ルドベキア(Rudbeckia)の名前は、スウェーデンの植物学者オロフ・ルドベック(Olof Rudbeck)さんに由来しています。

ウプサラ大学でオロフ・ルドベックさんの生徒であったカール・フォン・リンネ(Carl von Linné)さんが、オロフ・ルドベックさんと彼と同じ名前の父親(オラウス・ルドベックさん)にちなんでルドベキアという名前を付けました。

カール・フォン・リンネさんは、分類学の父と称されるほど有名な動植物学者です。

ルドベキアの育て方

Rudbeckia

種から育てようとしている場合、3月から4月くらいまでには種を蒔いておきましょう。

種から育てたものを定植(最終的に植えたい場所に植え替えること)するときや、苗を買ってきた時は、4月から5月頃に植えつけを行います。植えつける場所は、日当たりのよいところの方がよく育ちます。ただし、多年草のものは耐寒性は強いのですが耐暑性には弱いので、夏は明るい日陰になるところを選ぶとよいでしょう。

多年草のものを鉢植えにした場合、根詰まり(鉢の中が根で埋まってしまい、これ以上根が成長できなくなってしまっている状態)を起こしやすいので、毎年植え替えをしてあげてください。

今までの鉢より少し大きな鉢に株ごと植え替えるか、株分けをして植え替えを行います。花が咲く前の3月から5月、または咲き終わった後の10月から11月くらいが適期です。

花が咲き終わった後、花がらを摘むことで、花を長く楽しむことができます。また、花がらを摘まずそのままにしておき、ある程度乾燥させることで種を採取することもできます。

注意点

ルドベキアには、ときどきハモグリバエという害虫が発生します。葉に白っぽく線のような模様が入っていたら、この害虫の可能性があるので対策が必要です。

線のような模様になっているのは、ハモグリバエの幼虫が葉の内側を食べ進んだ結果なので、葉ごと幼虫を潰してしまうか葉を切り取って駆除します。

ハモグリバエが大量発生してしまうと、葉をたくさん食べられてしまい、そこから枯れてしまうこともあります。花を楽しむためにも、見つけ次第駆除してくださいね。

ルドベキアの花言葉

Rudbeckia

ルドベキアの花言葉には、「正義」や「公正」といったものがあります。これは、花の名前の由来となったオロフ・ルドベックさんが、研究の評価を公平にする人だったことに由来しています。

その他に、「正しい選択」や「強い精神力」、「立派」といった花言葉もあり、これらの花言葉もウプサラ大学の教授で、学長も務めたオロフ・ルドベックさんにちなんでつけられたといえます。

また、「あなたを見つめる」という花言葉もあり、こちらは英名でblack-eyed-susan(黒い瞳のスーザン)やBrown-eyed-susan(茶色の瞳のスーザン)と呼ばれるように、花の中心が黒や茶色で、まるで人の瞳のように感じることから付けられました。

まとめ

ルドベキアには他にもルドベキア・ラシニアタ(Rudbeckia laciniata)という種があります。この種は別名、「大反魂草(オオハンゴウソウ)」や「花笠菊(ハナガサギク)」、また八重咲きのものを「八重咲き大反魂草(ヤエザキオオハンゴンソウ)」といい、特定外来生物に指定されています。

繁殖力が高く、日本の在来種よりも強いので生態系に影響を及ぼすとして問題になっています。

園芸品種とは違い、花弁が下向きに垂れ下がるように咲くのが特徴です。市販のものを買えばほぼ間違いはないでしょうが、ルドベキアを栽培する時には注意しましょう。

それでは、皆様が素敵な花と出会えますように。

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