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朝顔(アサガオ)全般・色別花言葉(青・紫・白・赤・ピンク)

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朝顔

アサガオは初心者でも育てやすく、小学生の夏休みの宿題としても有名で、誰でも1度は育てたことがある花ですよね。また、その他にも緑のカーテンとしてもよく使われているのを目にします。

そんなアサガオの歴史は古く、江戸時代では主に観賞用として改良が盛んに行われていました。このことより、伝統園芸植物や古典園芸植物の1つでもあります。

日本の夏の風物詩ともいえるアサガオについて、今回は紹介していきたいと思います。

朝顔(アサガオ)の基本情報

朝顔(アサガオ)の基本情報

  • 科・属名:ヒルガオ科・サツマイモ属
  • 学名:Ipomoea nil
  • 和名・別名:アサガオ(朝顔)
  • 英名:Morning glorly
  • 原産地:熱帯から亜熱帯地域
  • 種まき時期:5月中旬から6月上旬
  • 開花時期:7月中旬から10月上旬
  • 花色:白,赤,ピンク,青,紫,複色
  • 誕生花:4月14日(白色)、7月6日、8月1日、8月6日

朝顔(アサガオ)の特徴や分類

朝顔(アサガオ)の特徴や分類

アサガオとは

アサガオはヒルガオ科のつる性の一年草です。あんどん仕立てやつるを長く伸ばしてカーテンのように仕立てるのが代表的です。最近のエコブームで緑のカーテンとして用いられているのをよくみるのではないでしょうか。

葉は大きな切れ込みが入っているほこ型です。夏の朝、ラッパ状の花を開き、昼頃にはしぼんでしまいます。種子は漢方で牽牛子(けんごし)といい、緩下剤として用いられます。

古くから日本にあるアサガオですが原産は日本ではなく東アジアが原産です。日本には奈良時代に薬用植物より中国から渡来しました。

江戸初期より園芸植物として栽培され、多くの品種が作られました。大きな花の「大輪アサガオ」や、葉や花がユニークに変化した「変化咲きアサガオ」が大流行しました。

アサガオの名前の由来

アサガオの名前の由来は、早朝に咲く「朝の顔」を示すのではありません。朝に花を咲かせ、昼にしぼんでしまう様子を「朝の美人の顔」に例えた「朝の容花(あさのかおばな)」の意味であるといわれています。

歴史書に出てくる「アサガオ」
は「秋」の季語として知られている

朝顔

山上憶良のこのような歌があります。

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花 」

これは万葉集で読まれたものです。この歌の中にある「朝貌」ですがこれは私たちの思っているアサガオではない説があります。私たちが思っているアサガオは山上憶良の時代よりも後に中国より伝わったと言われています。

加えて万葉集の中に「アサガオが夕方に咲く姿が見事」と読んでいる歌もあるようです。朝に咲くアサガオが夕方に咲く姿が見事ということは矛盾しています。そのことからこのアサガオは「ムクゲ」又は「キキョウ」と考えている知識人もいるようです。

下町の夏の風物詩

東京の入谷鬼子母神(法華宗本門流の寺院・真源寺)とその周辺で、毎年七夕の前後3日間(7月6日、7日、8日)に行われるのが、朝顔市があります。

鬼子母神とその門前に120軒の朝顔業者と100軒の露店が並び、色とりどりの朝顔をやり取りする光景が繰り広げられています。江戸の風情あふれる情緒的な下町の夏の風物詩として知られる催し物です。

歴史としては江戸末期の文化・文政の頃に始まります。江戸時代には品種改良が進み、通常のアサガオとは異なる珍しい形をしたものは殊に珍重され、江戸や上方を中心に庶民の間で爆発的なブームとなった。

時代は変わり明治の時代になっても人気は盛況でした。ですが大正時代に朝顔市は一度廃れました。その後戦後の昭和23年に朝顔市は復活、今や期間中40万人以上の人々が訪れる下町の夏の一大イベントとして人気を呼んでいます。

朝顔(アサガオ)の花言葉

朝顔(アサガオ)の花言葉

アサガオにはいくつか花言葉が存在しています。

「愛情」、「平静」、「愛情の絆」、「結束」、「短い愛」、「明日もさわやかに」、「はかない恋」の7つです。

「愛情」「愛情の絆」「結束」は周囲の物につるを絡ませて、するすると伸びていく様子からイメージからきています。
「明日もさわやかに」は夏の朝を彩る花という印象からきています。
「短い愛」「はかない恋」は・朝、開花して日中にはしぼんでしまう花の様子をたとえた花言葉です。

まとめ

アサガオの名前の由来は朝に咲くからアサガオだと思っていました。本当は違う意味をもっていたんだなと1つ知識が増えました。

そして「アサガオ」とひとことで言っても、私たちが思っているアサガオではなく実は時代によっては違う花を指していることがあるので日本語は面白いですね。夏の風物詩であるアサガオ、今年はちょっと違う目線で観てみたいと思います。

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