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アリウム全般・色別花言葉(紫)

アリウム

皆さんは「ネギ坊主」という花を知っていますか?

まずネギの花である、という前提から驚かれる方も多いでしょう。実はネギ属であるアリウムは花がまるで坊主のような真ん丸な花をつけることからネギ坊主という和名がついているのです。

実は知っているようで知らないネギの花について花言葉や特徴を見ていきましょう。

アリウムの基本情報

アリウムの基本情報

  • 科・属名:ヒガンバナ科・ネギ属
  • 学名:Allium giganteum
  • 和名・別名:アリウム・ギガンチウム・ねぎ坊主
  • 英名:Allium
  • 原産地:中央アジア、西南アジア
  • 開花時期:5月~7月
  • 花色:紫
  • 誕生花:5月16日、7月23日

アリウムの名前の由来や特徴、種類

アリウムの特徴

属名の学名、Allium(アリウム)は、におい、という意味の言葉が由来となっています。それは、この属の植物のほとんどが強いにおいを持つからといわれています。ちなみにラテン語ではalliumはニンニクを示します。

ネギ坊主、という和名の通り、ネギやニンニクなど、同じヒガンバナ科ネギ属に属する植物の多くが、すっと長く伸びた花茎の先っぽにポンポンのような花を付けます。ネギといえば食用ですが、それ以外にも園芸用の品種もあり、それらは基本的に直径20cmくらいの紫色の花をつけます。

用途にかかわらず、品種をまとめて属名からアリウムと呼びます。

それでは代表的なアリウム品種についてみていきましょう。一番知られているのは、アリウム・ギガンチウムです。全体からうっすらネギの香りのする切り花や生け花にも使用される代表的な品種です。

次にアリウム・ネアポリタウム、通称コワニーがあります。アリウムの中では草丈が30~40cmと少し小さく、放射状に白い花を20輪ほど咲かせます。
付けます。

びっしりと花がついているのが特徴のアリウムですが、どちらかというと質素な印象のある花なので、日本では品があるということで人気のある品種です。丹頂アリウム(アリウム・スフィアロセフィラム)はその名前の由来であるタンチョウヅルのように、花のてっぺんから紫になっていたためについたとされています。

自然ではまっすぐ伸びる品種ですが、あえて曲がった形で成長させることでアレンジメントにきく個性的な形を作ることができます。

豪華な花火のような花が特徴のシュベルティは花が直径30cmほどにもなる大きな花を咲かせます。華やかさが全面に出ている品種で、アリウムの中ではなかなか珍しい品種です。

アリウムの花言葉

アリウムの花言葉

アリウム全般としては、無限の悲しみ 深い悲しみ くじけない心 不屈の心 正しい主張 優しい 円満な人柄といったプラスもマイナスもある花言葉があてられていますが、それぞれの品種ごとに花言葉があてがわれているのでひとつずつ見ていきましょう。

アリウム・ギガンチウムは最も日本で一般的なアリウムです。アリウムの花言葉の「深い悲しみ」は、アリウムの花が悲しみにくれる人を彷彿とさせることにちなむとされていますが、その中でも深い紫色を持つこの品種は日本では高貴なイメージがあるとともに喪服、葬式をイメージさせることから『深い悲しみ』、『無限の哀しみ』というよりもの悲しさのある花言葉がついています。

丹頂アリウムは悲しみをメインとする花言葉が多いアリウムに珍しく、『正しい主張』、『くじけない心』、『不屈の心』といったポジティブなイメージのある花言葉になっています。

それは、葉の先にある花茎に大きな花が付く非常にシンプルかつ存在感のある咲き姿が凛としてまっすぐ立つとした印象を与え、そのような花言葉につながったとされています。

コワニーは、まばらに花が付き、どことなく哀愁が漂うので、『限りない哀愁』の花言葉になっています。ほかのアリウムは隙間がないほどびっしり花がつく中、空白が目立つのでその表現がぴったりです。

そんなコワニーと真逆の花言葉がついたのがシュベルティです。『星のように輝く』、の花言葉にふさわしく、花火のようなシュベルティの花からはきらびやかに存在を主張する星を連想させます。

まとめ

アリウムはいずれの品種も美しく、独特な雰囲気を持っていますが、品種によって花言葉が大きく異なる植物の一つです。

贈りたい花言葉をもった品種であることを確認して贈る花を選ぶようにしましょう。また、ネギ属であるが故、独特なにおいはありますので注意しましょう。

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