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オシロイバナ全般・色別花言葉(赤・黄・オレンジ・白・ピンク・紫)

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オシロイバナ

オシロイバナという名前を聞いて、どのような花なのかすぐに思い浮かぶでしょうか。

見慣れていない方は、おしろいのように真っ白な花を咲かせるのだろうかと考えるかもしれません。ですが、実際は白だけではなく、鮮やかで美しい花を咲かせます。

見た目とは違う特徴も持っていますので、ご紹介します。

オシロイバナの基本情報

オシロイバナの基本情報

  • 科・属名:オシロイバナ科オシロイバナ属
  • 学名:Mirabilis jalapa
  • 和名・別名:白粉花、白粧花、夕化粧
  • 英名:Marvel of Peru, Four o'clock
  • 原産地:南アメリカ
  • 開花時期:6月~10月
  • 花色:赤、黄色、白、ピンク、紫、オレンジ、複数色、咲き分け
  • 誕生花:7月28日・8月…1日、2日、5日、7日、23日・9月30日

オシロイバナの名前の由来、特徴、種類

オシロイバナの名前の由来

オシロイバナは、種子の中に白い粉状の胚乳があります。それがおしろいに似ていることから、この名前が付けられました。日本には江戸時代に伝わりました。花は夕方4時頃に咲きます。そのため、「夕化粧(ユウゲショウ)」という別名があります。

尚、別の種類で夕化粧という花があるので、混同しないように注意が必要です。英名では、「Four o'clock」というそのままの名前が付いています。1つの花の寿命は1日ですが、つぎつぎに新しい花が咲きます。

また、良い香りがします。花色は豊富ですが、複数の色が含まれる絞り咲きや、1つの株から違う色の花が咲く、咲き分けもあります。絞り咲きの場合も、同じ株で花ごとに色や模様が少しずつ違うようです。こうした特徴から、「Marvel of Peru(ペルーの不思議)」という英名もあります。

さまざまな色を持つオシロイバナですが、花びらはありません。花びらのように見えている部分は、「萼(がく)」です。その根元にある緑色の部分は、「苞(ほう)」です。

生薬として用いられることもあるようですが、全草に「トリゴネリン」という毒を持っています。特に種子と根の毒性が強く、食べると嘔吐、腹痛、激しい下痢といった症状が現れます。

オシロイバナの仲間は、60種類ほどになります。2種類ご紹介します。

  • フタエオシロイバナ
    苞が色づく品種。二重咲きに見える。苞は数日間観賞可能。
  • ナガバナオシロイバナ(長花白粉花)
    ミラビリス・ロンギフローラとも。花色は白。萼の下、筒状の部分が長い。

オシロイバナの花言葉

オシロイバナの花言葉

  • 「臆病」
  • 「内気」
  • 「恥じらい」
  • 「恋を疑う」
  • 「信じられない恋」
  • 「あなたを想う」
  • 「しめやかな愛情」

夕方から花を咲かせる様子が、まるで人目を忍ぶようなので、「臆病」「内気」「恥じらい」といった花言葉が付いたようです。

また、想像でしかないのですが、こうした様子が控えめに相手に想いを寄せる姿に結び付き、「あなたを想う」「しめやかな愛情」という花言葉が生まれたのかもしれません。

「恋を疑う」は、1つの株から異なる色の花が咲くことに由来しています。「信じられない恋」も、同じ由来ではないでしょうか。

まとめ

オシロイバナは、普通に栽培されているだけではなく、広い範囲に野生化しているとありました。ところが、夕方から咲き始めるためなのか、ただ覚えていないだけなのか、自分の周辺で見た記憶がありません。

もし見る機会があるなら、単色も美しいですが、絞り咲きや咲き分けを是非見てみたいです。

夕化粧という別名が特に気に入りました。オシロイバナだけではありませんが、和名の付け方が綺麗なものが多く、日本人の感性は素敵だなと思います。薬として使われることもあるので、必ずしも短所とは言えませんが、かわいい見た目や、控えめな花言葉に反して、毒を持っているというのは意外でした。

大人しそうな人が実は芯がしっかりしていたり、強い面を持っていたりというのはときどきあることですが、人間に限らず花にも言えることなのかもしれません。

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