夏の花

アカンサス全般・色別花言葉(白・ピンク・紫)

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アカンサス

アカンサスといって花に詳しい人であってもピンとくる人は少ないでしょう。何しろその花よりも葉っぱで知られている植物だからです。

歴史が古く、ギリシャの古代建築にデザインが使われるほど葉っぱの美しさが評価されるアサンカスですが、花言葉はどうでしょう。

花言葉をその歴史とともに勉強していきましょう。

アカンサスの基本情報

アカンサスの基本情報

  • 科・属名:キツネノマゴ科・アカンサス(ハアザミ)属
  • 学名:Acanthus mollis
  • 和名・別名:葉薊(ハアザミ)・ハアザミ・ベアーズブリーチ
  • 英名:Acanthus, Bear’s breeches
  • 原産地:地中海沿岸原産
  • 開花時期:6月~7月
  • 花色:白、ピンク、紫
  • 誕生花:6月10日、7月11日

アカンサスの歴史や特徴、名前の由来

アカンサスの特徴

アカンサスはその花ではなく、その葉の形で知られていることが多いです。その葉の形は芸術の都、ギリシャでも高く評価されていて、ギリシア建築やルネッサンス建築など多くの今でも残る芸術品の装飾モチーフとされてきました。

古代ギリシア建築であるコリント式柱頭の装飾にも使用されていて、それは著名な彫刻家カリマコスが墓地で遺品を納めてあったかごにアカンサスの葉がからみついている様子があまりにも美しかったことに感銘を受けたからとされています。また、ギリシャはアカンサスを国花としています。

さて、アカンサスの学名はAcanthus mollis(アカンサスモリス)ですが、この“アカンサス”はギリシャ語、アケー(尖っている)とアントス(花)を語源としています。最後の“モリス”には、やわらかい、という意味があります。

英名のBear’s breechesはアカンサスの葉の形から、熊のズボン、もしくは熊の手、と訳します。という意味です。

アカンサスの花言葉

アカンサスの花言葉

アサンカスにはたくさんの花言葉があります。美を好む・美術・建築・技巧・気品あるふるまい・信じ難い生命力・離れない結び目・芸術・巧妙・芸術への愛、などです。それは古代ギリシアのコリント式建築様式の円柱にアカンサスの葉が装飾として彫られたことに由来するといわれます。

また、アサンカスの花言葉については、二つの物語が由来するとされています。

紀元前5世紀ころ 、古代都市コリントで幼い少女が亡くなります。少女を最後まで介抱し、看取った老婆は、その死で悲嘆にくれます。その少女が大切にしていたおもちゃを籠にに入れて一緒にお墓に供えてあげました。

やがて季節は移り変わり、春になります。

すると当時彫刻家であり、建築家でもあったカリマコスという人物がたまたま少女のお墓の前を通りかかります。アカンサスの若葉が折り重なるように籠に絡んで延びているところを発見します。

絡みつく葉の姿を美しいデザインであると感じたカリマコスは、それを自らの建築する柱のモチーフにした、とされています。

アサンカスの葉が何枚も連なっている姿から、『離れない結び目』という花言葉が付いたとされています。ほかにも、アカンサス誕生にまつわるギリシャ神話があります。美しい娘がアカンサスという街に住んでいました。

あまりの美しい娘に太陽神アポロンが一目惚れをしてしまい、アポロンはアカンサスに執拗に結婚を迫ったのです。アカンサスは丁重にプロポーズを断りますが、神であるアポロンはたかが人間に求婚を断られるとは思ってもいません。

度重なる拒絶をものともせず、何度もアサンカスへのアプローチをします。そのあまりのしつこさにアサンカスがアポロンを突き放そうとしたとき誤ってアカンサスのツメがアポロンの頬を引っ掻いてしまいました。それに怒ったアポロンはアカンサスを花に変えてしまいます。

そして誕生した花がアカンサスだと言われています。

まとめ

アカンサスには深い歴史があるので会話のきっかけにぴったりです。

ぜひ夏に涼しげな花を見つけたらこの花の名前を知ってる?と聞いてみてもいいでしょう。ギリシャの国家であり、ギリシャの建築でも使われているデザインだということはなかなかの話のネタになるでしょう。

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