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オリーブ全般・色別花言葉(白)

オリーブの花言葉

オリーブという花をご存知でしょうか。

料理や美容に使われるオリーブオイルが実から取れることは知っているけど花は知らない、という方は多いのではないでしょうか。

実は歴史が古いオリーブにはその歴史から多くの書物に引用され、地中海地方の国旗にも登場するほど知名度が高いのです。

なぜそこまで有名なのか、その歴史を紐解きながら見ていきましょう。

オリーブの基本情報

オリーブの基本情報

  • 科・属名:モクセイ科・オリーブ属
  • 学名:Olea europaea
  • 和名・別名:オリーブ・橄欖(かんらん)
  • 英名:olive
  • 原産地:ギリシアなど地中海地方
  • 開花時期:5-6月
  • 花色:白〜黄白色
  • 誕生花:5月26日

オリーブの特徴と歴史的意味

オリーブの特徴

さて、皆様にとってオリーブとはどのような印象をもたれるでしょうか。

多くの方が最近のボタニカルブームやダイエットブームからオリーブの花ではなく、オリーブの果実から取れるオリーブオイルを想像されるでしょう。
実は、オリーブは実はもっと別の部分でも存在感を示しています。

地中海地方原産のオリーブは古くから油が取れる貴重な資源であるとともに聖書にも登場する神聖な植物です。代表的なものにノアの箱舟があります。

旧約聖書の『創世記』にて、神が人々の堕落を見て、大洪水で全てを滅ぼすとから唯一正しく生きていたノアとその家族にそのことを告げ、ノアに彼の家族とすべての動物の番を乗せられる巨大な方舟の建設を命じました。

洪水の後、陸地を探すために放ったハトがオリーブの若葉をくわえて戻ってきたことで陸地があることがわかった、という話からオリーブは平和のシンボルになったといわれます。

その意味合いから歴史的につながりのあるギリシャやイスラエルの国々の国旗に登場するだけでなく、国連の旗にもオリーブは描かれているのです。

オリーブの花言葉

オリーブの花言葉

ノアの箱舟の話からわかるように、平和の花言葉が有ります。もう一つが“知恵”と“勝利“です。オリーブは原産地が地中海地方であることからその由来はギリシャ神話にあります。

女神アテナと海神ポセイドンが登場するお話では、ひとつの都市の支配権を争っていた両者に神々は、最も人々にとって役に立つものを創った方がその都市を支配するとしました。

ポセイドンは馬を、アテナはオリーブの木を生みだしました。オリーブは食料、さらに薬としても使えることから、神々がより人々に役立つのはアテナのオリーブを認めたため、アテナが勝利しその都市の支配者となったこと、オリーブが知恵の女神でもあるアテナに捧げる木にもなったことから知恵、そして勝利の意味合いを持つようになりました。

その流れも有り、アテナの祭の競技の勝利者にはオリーブの冠が与えられました。

美術館などで古代ギリシャの彫像で草の冠をしているものを見かけたことがあるのではないでしょうか。今でもオリンピックの聖火ランナーがオリーブを冠にして走っています。

オリーブはよく月桂樹と似ているため間違われますが、月桂樹はギリシャ神話の太陽神、アポロを象徴しますので、アテネのオリーブとは別物です。また、ローマ皇帝時代の上流階級の女性が結婚式につめていた花冠も同じく月桂樹を使った月桂冠です。

なお、お酒の会社で「月桂冠」という会社が有りますが、会社ホームページには勝利と栄光のシンボルとして、スポーツ競技の勝者に与えられる月桂樹でつくった冠、と定義づけられています。

まとめ

オリーブの花言葉には多くの意味がこめられ、英語圏では女性ならオリーブ、男性ならオリバーとして子供につける名前としても親しまれています。

日本でも認知度が高くなっていますが、その花言葉やその由来はまだまだ知られていません。2020年には東京オリンピックも迫っていますので、聖火ランナーの頭にある冠、何かわかる?と話題の種いかがですか?

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