可愛い星形の花が特徴で、とっても簡単に育てられます。
初心者から愛好家まで幅広く愛されている花は赤、白、ピンク、紫の花色があり、春から秋まで常夏気分を演出してくれます。
ペンタスの基本情報
- 科・属名: アカネ科・クササンタンカ属
- 学名:Pentas lanceolata
- 和名・別名:クササンタンカ・ペンタス
- 英名:Pentas, Star cluster
- 原産地:熱帯東アフリカ
- 開花時期:5月~10月
- 花色:白,赤,ピンク,紫
- 誕生花:9月16日
ペンタスの特徴
ペンタスは春から秋まで長く咲く花です。暑さがとても似合う花は南国気分を演出します。
東アフリカからイエメンにかけて自生地する植物で、本来は1~2mまで成長する低木です。寒さに弱いため、日本では5月から10月までが楽しめる時期です。街のお花屋さんでは、花の管理が苦手な方には真っ先にオススメすると言われるくらい、日常の管理が簡単です。
育てる場所も光が当たるような場所であればほとんど選びません。
ペンタスの種類
店頭では草丈が低く育つように改良された品種が販売されており、花壇からベランダ、玄関先まで様々な場所で楽しむことができます。
主な種類として、グラフィティ、バタフライ、ニュールック、ラッキースターなどがあります。また、花弁が重なって咲く八重咲きのものや葉に黄色い模様が入った斑入りのものまでたくさんあります。
ペンタスの名前の由来
ペンタスはギリシア語Penta(数字の5を意味する)が語源とされ、5枚からなる可愛い花びらが星形に咲くことに由来しています。和名(別名)はクササンタンカ(草山丹花)です。 この名前は花姿が同じアカネ科の山丹花(サンタンカ)に似ていることから呼ばれます。
また、英名のStar clusterは星のような形の花となっていることと、花がピラミッドを丸くしたような半球状にたくさん咲くことから『Star cluster(星の集団)』というイメージから呼ばれています。
ペンタスの花言葉
希望がかなう、願い事
花言葉の『希望がかなう』『願い事』は星を思わせるような可愛い花の姿から星に願いをかける気持ちを表したと言われています。ペンタスの花を使って恋の花を咲かせるような空間を演出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
15℃以上の温度さえあれば、どこでも育つと言っても過言ではありません。特別な管理をすることなく、長い間咲き続ける事を考えると日本の気候にあった数少ない花と言えるかもしれません。
また、エディブルフラワーとしても使うことが出来るため、鑑賞から食品まで多くの楽しみ方があります。