バラは「花の女王」と呼ばれ、華やかさや豪華さで右に出るものがありません。咲き方も
- 一重咲き
- 八重咲き
- カップ咲き
- ロゼット咲き
などたくさんある上にすてきな香りもあるため人気の高いお花です。バラの花は色も豊富で、色別にすてきな花言葉があります。どれも人生を豊かにしたり幸せにしたりする言葉です。
はじめにバラの基本情報をお伝えします。
バラの基本情報
- 科・属:バラ科・バラ属
- 学名:Rosa
- 和名・別名:薔薇、ローズ、ソウビ、ショウビ
- 英名:rose
- 原産地:北半球の温帯域
- 開花時期 :4月~10月
- 花色:赤、白、ピンク、黄、青、紫、緑、黒など
- 誕生花:1月16日、1月19日、2月10日、2月25日、2月28日、3月25日、3月26日、4月11日、4月29日、5月14日、5月15日、5月16日、5月28日、6月1日、6月4日、6月7日、6月17日、6月19日、7月14日、7月15日、7月17日、7月23日、7月29日、9月26日、11月15日、11月27日、12月9日、12月11日、12月15日、12月25日
バラとはどんなお花?
バラはバラ科バラ属の低木です。漢字の薔薇(バラ)を音読みした時の「そうび」がバラの別名です。
バラの原種は150~200種類ほどで、とてもシンプルな花です。バラの原産地は地球の北半球で、日本にもノイバラなどの原種があります。
バラは3,500万年以上前から存在していたと言われ、
- 原種
- 原種から作られた園芸品種
の2つに大別します。園芸品種の登場で様々な色のバラが生まれました。早速バラの色別花言葉をみていきましょう。バラがフラワーギフトに人気の理由がわかります。
バラの花言葉を色別にご紹介
赤
赤いバラの花言葉は
- 「あなたを愛します」
- 「情熱」
- 「幸福」
です。海外でも同じくLove、愛の象徴とされています。世界中が知る愛の花ですから、フラワーギフトにすれば、なかなか言えない気持ちもダイレクトに伝わります。
ピンク
ピンクのバラ花言葉は
- 「温かい心」
- 「感謝」
- 「上品」
です。英語では(admiration)賞賛やjoy(喜び)表現する色として知られています。嫌われることの少ない色ですから、フラワーギフトでバラの色に迷った場合にも安心して贈れます。
白
白いバラ花言葉は
- 「純潔」
- 「心からの尊敬」
- 「清純」
で、英語でもpurity(純粋さ)やinnocence(無垢)を意味しています。冠婚葬祭のフォーマルな場を清楚な美しさで飾ります。
オレンジ
オレンジ色のバラ花言葉は
- 「無邪気」
- 「絆」
- 「信頼」
です。オレンジ色は見る人の気持ちを明るくし、性別を問わず贈れるバラの色です。スポーツの優勝祝い、異性のともだちや同僚にも贈れる色です。
黄色
黄色いバラ花言葉には
- 「友情」
- 「平和」
- 「嫉妬」
という花言葉があります。英語ではfriendship(友情)やcaring(思いやり)を意味していますが、ビクトリア時代には嫉妬を意味していたため、恋人へのプレゼントには注意が必要な色です。
紫
紫色のバラ花言葉は
- 「尊敬」
- 「誇り」
- 「気品」
です。英語ではenchantment(魅了)やmystical(神秘)を意味します。紫の仲間、ラベンダー色はlove at first sight(ひとめぼれ)を意味していますので、カードを添えると贈る方の気持ちが正しく伝わります。
青
青いバラの花言葉は
- 「夢かなう」
- 「奇跡」
です。バラには青い色素がないため、青のバラは存在していませんでした。
しかしサントリーが長年かけて青いバラを開発し成功したのは2004年、販売開始は2009年でした。不可能が可能になったからこその花言葉ですね。
バラは花言葉の他に本数にも意味がある
バラの花言葉は、言葉でうまく説明できない思いを上品に表現できます。世界共通の花言葉や意味があるため、メッセージ性の高いお花です。
さらにバラの本数にも意味がありますので、本数をピックアップしてご紹介します。
- 1本「一目ぼれ」「運命の人」
- 2本「この世界は2人だけ」
- 3本「告白」「愛しています」
- 4本「死ぬまで気持ちは変わらない」
- 5本「あなたに出会えて心から嬉しい」
- 6本「あなたに夢中」
- 7本「ひそかな愛」
- 8本「あなたの思いやりや励ましに感謝します」
- 9本「いつも一緒にいよう」
- 10本「あなたは完璧だ」
- 11本「最愛」「宝物」
- 12本「私の妻(または恋人)になって下さい」
- 50本「恒久」「無条件の愛」
- 100本「100%の愛」
- 108本「結婚して下さい」
本数ごとにすてきな言葉や意味があるのですね。大切に思っている方にはなかなか「愛」の言葉を伝えるのが難しいものですが、バラの本数を選ぶことで気持ちが上品に伝わりますね。
バラの花言葉をいろいろな形で贈る
バラをはじめお花の贈り物には、いくつかスタイルがあります。
例えばデートのお食事あとに、サプライズで渡したい場合は小さな花束が便利です。そっと紙袋に入れて足元に隠しておけますし、包装紙で包んでありますから持ち帰りやすいのが長所です。結婚記念日にもおすすめです。
母の日や父の日、長寿祝いなどにはすぐに飾れるアレンジメントが便利です。バラの花色を複数色組み合わせれば、花言葉も余り気にしなですみます。
思い出に残して頂きたい場合には、プリザーブドフラワーがおすすめです。加工した花ですが、造花よりもリアルで上品です。水やりは不要で長期間楽しめます。
お花のプレゼントをもらい慣れている方には、目先を変えてハーバリウムはいかがでしょうか。
専用のオイルを入れたボトルにプリザーブドフラワーやドライフラワーのバラを閉じ込めて長く観賞できます。DIYセットも市販されていますので手作りできます。
まとめ
バラの色別花言葉や本数の意味をお伝えしました。1度きりの人生ですから、大切な方への気持ちは思いきって伝えたいものです。どの色のバラにしたら良いか迷ったら、色をミックスするのもおすすめです。
口に出すのは照れ臭い言葉でも、バラの花言葉や本数を選んで贈ってみてはいかがでしょうか。