夏の花

向日葵(ひまわり)全般・色別花言葉(黄・オレンジ・白・赤)

ひまわり

夏を代表する花と言えるひまわり。

目にする機会が多く、自宅の庭で育てているという方もいるのではないでしょうか。毎年夏になると、全国のひまわり畑が話題になります。真夏の太陽の下、一面に咲くひまわりは圧巻で、どこか楽しそうに見えます。

ひまわりについて調べてみたので、ご紹介します。

向日葵(ひまわり)の基本情報

ひまわり

  • 科・属名:キク科ヒマワリ属
  • 学名:Helianthus annuus
  • 和名・別名:向日葵、日輪草、日車(ヒグルマ)、日向葵(ヒュウガアオイ)、迎陽花(ゲイヨウカ)、天竺葵(テンジクアオイ)、天蓋花(テンガイバナ)、照日葵(ショウジツキ)、西蕃葵(サイバンキ)、羞天花(シュウテンカ)、望日蓮(ボウジツレン)、サンフラワー
  • 英名:Sunflower
  • 原産地:北アメリカ
  • 開花時期:7月~9月
  • 花色:黄、オレンジ、白、赤
  • 誕生花:6月25日/7月…6日、9日、20日/8月…1日、2日、5日、7日、14日、15日、17日、22日、25日、31日

向日葵(ひまわり)の名前の由来、特徴、種類

ひまわり

ひまわりは、花が太陽を追いかけることから名付けられました。「日回り」と書くこともあります。別名もたくさんありますが、太陽や空にちなんだ名前が多い印象です。

ひまわりといえば黄色の花びらですが、これは全体で1つの花ではなく、たくさんの花が集まってできたものです。さらに、外側の花びらの部分を「舌状花」、内側の茶色っぽい部分を「筒状花」と言います。筒状花の方はおしべとめしべを持つため種ができます。

つまり、2種類の複数の花が集まることで、私たちが普段見ているひまわりを形作っているということです。

名前の由来になったように、ひまわりには太陽を追いかけるように動くという特徴があります。しかし、動くのは成長期だけです。

その仕組みを詳しく説明すると、植物には太陽が東から昇り西に沈むという恒常的なリズムに反応する本能的な遺伝子が備わっており、太陽光を効率的に取り入れることで成長し、種を増やす事に繋がっています。

この太陽光に対して

  • 正の動きを向日性
  • 負の動きを背日性

と言います。そして、ひまわりは単純に大きく、その様子(向日性)が顕著に現れることから、ひまわりは太陽を追いかけるなどとしばしば言われるのです。

それではなぜひまわりが太陽の方を向くかと言うと、太陽の当たる側と当たらない側とで茎の成長のスピードが異なるためです。

具体的には、植物の伸長成長を促すオーキシンという成長ホルモンが、太陽光の刺激を受けるとその反対側(太陽の当たらない側)へと移動し、そのオーキシンの濃度が高い側の茎が成長する事で、太陽の方へと垂れさがり、太陽を追いかけているように見えるのです。

太陽が沈むと、今度は昼間太陽を浴びていた側の茎が成長し、朝になると東側を向いて、太陽が昇るのを待つのです。

しかし、これは蕾の小さい成長過程のみ起こるもので、蕾が大きくなると東の方向を向いたままになります。

これにも意味があるようで、ひまわりはその色に加え、昼間太陽光を燦々と浴びる事で温度が上がることで、昆虫を引きつける効果が増すそうです。

ひまわりには、観賞用、油料用、食用があります。種はハムスターが食べているところを見たことがあると思います。インディアンの食糧としても重要だったようです。ひまわりの種や油には、リノール酸、鉄分、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ビタミンE、ビタミンB群など、豊富な栄養素が含まれています。

ひまわりは種類が多く、八重咲きや草丈が低いものなどがあります。いくつかご紹介します。

  • サンリッチ系…さまざまなタイプがある。草丈が高い。花粉が出ない。
    花は黄色、オレンジ。
  • サンゴールド…八重咲き。花はオレンジ。
  • ゴッホのひまわり…ゴッホが描いたイメージ。一重、半八重、八重咲きなど。
    草丈が高い。花粉が出ない。
  • モネのひまわり…八重咲き。草丈が高い。花粉が出ない。花はレモンイエロー。
  • イタリアンホワイト…花は白。花びらのつけ根から薄い黄色が混ざる。
  • 小夏…草丈20cmほど。花は濃い黄色。
  • テディーベア…八重咲き。草丈80cmほど。花はオレンジ。
    咲いた姿は全体的に丸く、もこもこしている。
  • 東北八重…八重咲き。花はオレンジ。

向日葵(ひまわり)の花言葉

ひまわり

ひまわりの花言葉はたくさんあります。代表的なものは以下の通りです。

  • 「私はあなただけを見つめる」
  • 「憧れ」
  • 「愛慕」
  • 「崇拝」
  • 「敬慕」
  • 「熱愛」
  • 「光輝」
  • 「偽りの富」
  • 「ニセ金貨」

太陽を一途に追いかける様子に由来したものが多いようです。「私はあなただけを見つめる」には、ギリシャ神話に基づく由来もあります。

水の精・クリュティエは、太陽神・アポロンに恋心を抱いていました。しかし、アポロンは別の女性のことが好きでした。クリュティエは毎日アポロンの姿を見つめ続け、そしてひまわりになってしまったというお話です。情熱的な言葉の中に少し切なさも含んでいますね。

一方で、「偽りの富」「ニセ金貨」といった良くない花言葉があります。これは、インカ帝国に由来があるようです。インカ帝国では太陽信仰があり、ひまわりも大切にされていました。巫女たちはひまわりをかたどった冠をつけていました。

この冠は黄金で出来ていたのですが、スペイン人によってインカ帝国が侵略され、滅ぼされたときに奪われてしまいました。ひまわりはペルーの国花になっていますが、こうした悲しい歴史もあったようです。

また、色や大きさによっても花言葉が異なります。

  • 黄色で花が大きなひまわり…「憧れ」「ニセの金持ち」
  • 黄色で花が小さなひまわり
    ・サンリッチレモン…「願望」
    ・サンリッチオレンジ…「未来を見つめて」
    ・サマーチャイルド…「元気な子供」
  • 赤いひまわり…「悲哀」
  • 白いひまわり…「ほどよき恋愛」

さらに、本数によっても花言葉が変わります。

  • 1本…「一目惚れ」
  • 3本…「愛の告白」
  • 7本…「ひそかな愛」
  • 11本…「最愛」
  • 99本…「ずっと一緒にいよう」「永遠の愛」
  • 108本…「結婚しよう」
  • 999本…「何度生まれ変わっても貴方を愛す」

もしプロポーズにひまわりを贈るなら、本数が多くなって大変そうですね。

まとめ

小学生のときにひまわりが太陽に向く様子を観察していたことを思い出しました。あのときは、成長期にしか動かないことなど知りませんでした。

畑に植えられていたひまわりが大きくなりすぎて、自分の背よりずっと高くなっていたことも思い出しました。ひまわりについて知らないことばかりでしたが、案外自分にとって身近だったのだなと思います。

最も印象に残ったのは、花言葉です。情熱的で、プロポーズに適した花言葉を持っていることが意外でした。本数によって花言葉が変わることも初めて知りました。

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