夏の花 春の花

日々草(ニチニチソウ)全般・色別花言葉(紫・白・ピンク・赤)

ニチニチソウ

日々草(ニチニチソウ)という名前を聞いても、どのような花なのか、すぐには思い浮かばないかもしれません。

夏の暑さの中でも、元気に色とりどりのかわいらしい花をたくさん咲かせます。また、濃い緑色で艶のある葉が特徴の花でもあります。

私たちの目を楽しませてくれる日々草についてご紹介します。

日々草(ニチニチソウ)の基本情報

ニチニチソウ

  • 科・属名:キョウチクトウ科ニチニチソウ属
  • 学名:Catharanthus roseus
  • 和名・別名:ビンカ、日々花
  • 英名:Madagascar periwinkle
  • 原産地:マダガスカルを中心とする熱帯
  • 開花時期:5月~11月
  • 花色:白、ピンク、赤、紫、複数色
  • 誕生花:5月…14日、25日、29日/7月…8日、16日、27日、30日/8月…3日、8日、12日、19日/9月17日/10月27日

日々草(ニチニチソウ)の名前の由来、特徴、種類

ニチニチソウ

日々草の花は数日間しかもちませんが、毎日のようにつぎつぎと新しい花を咲かせます。そのため日々草という名前がつきました。「ビンカ」という別名もありますが、これは、ニチニチソウ属と似た花を咲かせる、ツルニチニチソウ属の学名です。

もともとは多年草ですが、寒さに弱いため、日本では1年草として扱われています。花びらは1枚1枚独立して5枚あるように見えます。しかし実際は、根本が筒状になっている花の先が、5つに裂けて花びらのように見えています。花の色にはいくつか種類があり、中心部分だけ色が違うものもあります。

また、花形にも、「風車咲き」(風車のように見える形)「フリンジ咲き」(花びらにギザギザが入っている形)などがあります。日々草は、伸び方によっても分けられます。「矮性」(あまり高くならない)、「高性」(50cm以上になる)、「這い性」(地面を這うように伸びる)の3種類があります。

他にも、日々草には意外な特徴があります。それは、毒を持っているということです。「ビンカアルカロイド」と総称される、10種類以上のアルカロイドが、花だけではなくすべての部分に含まれています。

その中でも、「ビンクリスチン」「ビンブラスチン」は、抗癌剤として用いられるようですが、脱毛などの強い副作用があります。中国では、「長春花」として使用されることもあるようですが、毒性が強いため、素人の使用は非常に危険です。症状の例を挙げます。

日々草の毒による症状の例

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 麻痺
  • 中枢神経刺激作用
  • 心機能障害
  • 痙攣
  • 視力障害
  • 呼吸困難

など
日々草には、見た目に反して怖い面もあるようです。

日々草(ニチニチソウ)の花言葉

ニチニチソウ

日々草の花言葉には、以下のものがあります。

  • 「楽しい思い出」
  • 「友情」
  • 「若い友情」
  • 「生涯の友情」
  • 「優しい」
  • 「楽しい追憶」
  • 「揺るぎない献身」

たくさんの花がまとまって咲く様子が楽しさを、つぎつぎに花開く様子が毎日新しいことを経験する青春時代や友情を思い起こさせることに由来していると言われています。色別でも花言葉があるようで、白は「生涯の友情」、ピンクは「優しい追憶」となります。

どこか懐かしさと切なさを感じさせる花言葉ばかりですね。

まとめ

調べていて最も印象に残ったのは、日々草が毒を持っているということです。これは個人的な予想であり、少し無理矢理だと思われるかもしれませんが、花言葉の揺るぎない献身というのは、日々草の毒が薬として使われることに由来しているのかもしれないと考えました。

日々草には、かわいい見た目と良いイメージの花言葉があります。一方で、夏の暑さに耐える強さと毒という怖さも持っています。こうした二面性が、日々草の魅力と言えるかもしれません。

見た目について、他にも感じたことがあります。それは、絵の良い題材になりそうだということです。普段絵を描くことはありませんが、色鉛筆や水彩画など、淡い色づかいでさまざまな色の日々草を描いたら、きっと素敵な絵になるだろうと思います。

-夏の花, 春の花

Copyright© 花言葉図鑑〜花のことだま〜 , 2020 All Rights Reserved.