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睡蓮(スイレン)全般・色別花言葉(白・ピンク・赤・黄・青・紫)

日本全国の池や沼に生えている睡蓮。フランス出身で印象派の画家、クロード・モネが題材にしていた花としても有名です。

モネの「睡蓮」に似ていると、岐阜県関市にある池が「モネの池」として話題になったことも記憶に新しいです。このように私たちにとって身近とも言っていい睡蓮ですが、どのくらい知っているでしょうか。

睡蓮がどのような花なのか調べたので、ご紹介します。

睡蓮の基本情報

  • 科・属名:スイレン科スイレン属
  • 学名: Nymphaea
  • 和名・別名:ヒツジグサ、ナイルの花嫁、太陽の花
  • 英名:water lily
  • 原産地:熱帯~温帯
  • 開花時期:5月~10月
  • 花色:白、ピンク、赤、黄、青、紫、
  • 誕生花:4月27日/5月…7日、8日/7月…1日、7日、10日、23日、24日/8月…5日、8日/10月30日

睡蓮の名前の由来、特徴、種類

睡蓮は別名「未草=ヒツジグサ」と呼ばれています。日本に自生しているのはこの1種類だけです。

未の刻(午後2時頃)に花を咲かせることからこのような名前がついたと言われていますが、実際は朝から夕方まで咲いているようです。花は朝に開花し、夕方には閉じます。

睡蓮という名前は、花を閉じることが眠るように見えることに由来しつけられました。

また、

  • エジプトのナイル河畔によく咲いていたことから・・・「ナイルの花嫁
  • 日の出とともに咲き日没とともに閉じることから・・・「太陽の花

とも呼ばれています。

睡蓮には温帯性熱帯性があります。それぞれの特徴は次のようになります。

  • 温帯性…寒さに強く丈夫。越冬も可能。日本に自生しているヒツジグサも温帯性。淡い色の花を咲かせる。
  • 熱帯性…寒さに弱い。水温は25度以上でなければならない。日本で栽培する場合、室内での越冬になる。色鮮やかな花を咲かせる。

睡蓮と蓮の違い

蓮

睡蓮とよく似た花として「蓮」がありますが、見分け方をまとめました。ポイントは、葉、花、根の3つです。

ちなみに、上の画像が「蓮」です。

〈葉〉

  • 睡蓮…切れ込みがある。撥水性がない。斑入りや赤い葉などがある。
  • 蓮…切れ込みがない。撥水性がある。緑色の葉のみ。

〈花〉

  • 睡蓮…細長く、先端がとがっている。水面近くに咲く。
  • 蓮…花びらの幅が広い。水面から高い位置で咲く。

〈根〉

  • 睡蓮…わさびのような形になる。
  • 蓮…レンコンになる。

根は見えないので、どちらかわからないときは葉と花を見るとよさそうです。

睡蓮の花言葉

睡蓮

花にはすべて花言葉がありますが、睡蓮にもたくさんの花言葉があります。代表的な花言葉は次の通りです。

  • 「清らかな心」
  • 「優しさ」
  • 「信頼」
  • 「信仰」
  • 「純情」
  • 「甘美」

色によって異なるので、色別の花言葉もご紹介します。

  • 白・・・「純粋」「潔白」
  • ピンク、赤・・・「信頼」
  • 黄・・・「優しさ」「甘美」
  • 青、紫・・・睡蓮のすべての花言葉が当てはまる

「信仰」という花言葉ですが、古代エジプトでは睡蓮の花を太陽になぞらえて信仰していました。こちらが由来になっているようです。

睡蓮には美しい花言葉だけではなく、「滅亡」という怖い花言葉もあります。これは、ギリシャ神話に出てくるニンフという水の精霊が由来になっています。睡蓮は、ニンフが姿を変えたものとされています。

ニンフは、ヘラクレスに捨てられた悲しみから、ナイル川に身を投げ、睡蓮の精霊になりました。その後、水辺の睡蓮の花を摘もうとする人を水中に引きずり込む魔物にもなってしまいました。

こうしたことから、滅亡という花言葉がつけられたのです。

まとめ

睡蓮についてご紹介しました。水の中で咲く花の代表とも言える睡蓮ですが、調べてみると知らないことがたくさんありました。

睡蓮の特徴や花言葉を知ることで、より美しく、そして神秘的な花として感じられるようになったように思います。

母校の近くに蓮の花が群生している場所があったので、蓮の方は見慣れていたのですが、睡蓮との見分け方もわかったので、今度どちらかを見かけたときにしっかり観察してみたいと思います。

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