春の花

ムスカリ全般・色別花言葉(青・紫・ピンク・白・黄色)

ムスカリは春先になるとチューリップなどと一緒に、にょきにょきと伸びて春を告げてくれる可愛い花です。

一般的には青や紫の色が知られていますが、実は、ムスカリは色別の花言葉をしっかり把握していないと、プレゼントには適していない色もあるのです。

そこで今回は、ムスカリの色別花言葉と名前の由来、贈ってはいけない色は何色なのか?についてご紹介します。

ムスカリの基本情報

科・属:キジカクシ科・ムスカリ属

学名:Muscari

和名:葡萄風信子

別名:ブドウヒヤシンス、グレープヒヤシンス

英名:Grape hyacinth

原産地​:地中海沿岸、南西アジア

開花時期 :3月~5月

花色:青、紫、白、黄色、ピンク

誕生花:1月30日、2月26日

ムスカリとは?花の特徴を解説

ムスカリは草丈15cmくらいの大きさで、一言で表わすと「ブドウの実に似ている花」です。英名ではグレープヒヤシンスと呼ばれることから、ブドウの実のような小さな青紫の花を咲かせます。

ムスカリは球根植物で耐寒性があるため、冬の間はじっと地面の下で冬越しし、3月頃に次々と地面から顔を出して、春の訪れを告げてくれる花なのです。

我が家でもムスカリの球根は植えっぱなしになっていますが、春になると自然にその可愛らしい姿を見せてくれるんですよ。チューリップと同時期に咲くので、花壇がとても賑やかになります。

ヒヤシンスと同じく水耕栽培でも育てられるので、ガーデニング初心者さんであっても簡単に育てられる花の一つです。

ムスカリの名前の由来は?

ムスカリはギリシャ語のmoschos(ムスク)という言葉から来ています。

ムスクとは麝香のことです。オスのジャコウジカのお腹にある香嚢(こうのう)から取れる、分泌物を乾燥させたもので、とても強く甘く粉っぽい香りがする香料です。

古来より異性を引きつける、フェロモンのような独特の香りともいわれています。ただし麝香が由来とされていても、ムスカリ自体はそれほど強い香りを放ちません

ムスカリの色別花言葉!紫色には悲しい神話も!

ムスカリの花言葉には、前向きのものと後ろ向きのものがあり両極端です。

日本に伝わる花言葉は、比較的ポジティブなものが多いのですが、海外の花言葉はどちらかというとネガティブで悲しい雰囲気の花言葉が多いです。

ポジティブな花言葉

  • 「明るい未来」
  • 「通じ合う心」
  • 「寛大な愛」

ネガティブな花言葉には

  • 「絶望」
  • 「失意」

などがあげられます。ずいぶん違いますよね。特にネガティブで悲しい花言葉は、ムスカリと近い品種であるヒヤシンスから来ているといわれています。特に紫のヒヤシンスにはこんな神話が語り継がれています。

青紫の色に潜む悲しい神話とは?

医学の神アポロンに愛されていた美少年ヒュアキントスは、あるときアポロンと共に円盤投げを楽しんでいました。

この様子を見て、アポロンと同様にヒュアキントスを愛していた、西風の神ゼピュロスが嫉妬しました。

そして、あろうことか意地悪な風を起こしてしまったことで、円盤の向きが変わり、ヒュアキントスの額にぶつかってしまったのです。

大量の血を流したヒュアキントスは死んでしまうのですが、後にこの血からヒヤシンスが生まれたとされています。

このような経緯から、海外では紫色をネガティブなイメージで捉えることが多いのです。

ムスカリは一般的に青紫の種類が多いですが、品種によっては白や黄色、ピンクなども存在します。それでは色別の花言葉はあるのかというと、残念ながらありませんでした。

次に、ムスカリのポジティブな花言葉について解説します。

ムスカリの花言葉

明るい未来

ムスカリはこれから春になろうというときに、ひっそりと控えめな姿を地面に現します。小さくて控えめながらも、その姿は力強く生命力に溢れています。

そのような姿は、絶望の底に落ちてしまった人をもそっと励まし、応援しているようにも見えますよね。そして、明るい未来に導いているように見えるイメージから来ているのでしょう。

通じ合う心

ムスカリにはこんなロマンチックな花言葉も存在するのです。ぜひ大切な人へのプレゼントに贈りたくなりますよね。

ムスカリは春先になると、同じように春頃から咲く球根植物チューリップなどと一緒に、寄り添うように咲き乱れます。その存在が、何も言わなくても通じ合う心に繋がるのではないでしょうか。

寛大な愛

ムスカリは小さな姿ながら、ブドウの実のような花をつけることで存在感をアピールしています。

しかし、控えめな姿は他の春の花を引き立てる役割も果たし、寄せ植えなどにぴったりですよね。その優しく、寛大なイメージが「寛大な愛」という花言葉に繋がっているのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?ムスカリの花言葉には、ポジティブなものとネガティブなものと両極端の意味があることがわかりました。

青紫という色合いは、海外ではネガティブなイメージに受け取られています。また、ムスカリの近縁であるヒヤシンスの神話には、とても悲しい物語が語り継がれています。

このようなことから、青紫のムスカリはネガティブなイメージを持つ花言葉がつけられているのです。

しかし、ポジティブな花言葉が存在するのも事実なので、プレゼントに贈るとしても相応しい花といえるでしょう。

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